低所得な人ほど「財布がパンパンに膨れ上がっている」理由
世にいう「低所得」とはズバリ年収300万円以下のことを指すが、どうして彼らは低所得者から抜け出せないのか。その原因は、「お金に嫌われる習慣」にあるという。というわけで今回、実際に年収300万円以下のサラリーマン300人に「思いつく日常習慣」を自己申告してもらい、300人中の何%が同じ行動をしているのか調査してみた。
⇒【調査結果の詳細】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=805249
◆低所得な人ほど財布がパンパン。そのワケは?
今回の調査で明らかとなったのは、低収入を嘆くも、資産を増やさず、出費にも無頓着な低所得者の姿だ。
「アベノミクスに乗りたいんですけど、具体的に何したらいいんすか?」(42歳・出版)、「公共料金の明細は読んでも意味がわからないので捨てる」(43歳・営業)などの思考停止ぶりは、まさに典型。
ATM手数料への無意識ぶりも甚だしく、「現金を持ってたら使っちゃうから、コンビニATMで5000円ずつ下ろしてます」(37歳・広告)、「よく使ってたんですけど、この前、平日昼間でも手数料が発生してたって初めて知りました」(31歳・営業)なんて、お金の管理がズボラすぎるゆえの発言もあった。
一見、賢い選択に思えるポイントカードも「作らないと損だから、店員に言われるがまま作ってたら、財布がパンパン」(32歳・営業)という人は要注意。ポイント目当てで浪費を招いたり、管理しきれずにポイントを失効するなど逆効果になる危険性が大なのだ。
そして、クレジットカードの大量所有も低所得者にありがちな習慣。
「友達と買い物に行って、少額の会計でカード払いにしたら怪訝な顔をされた」(42歳・事務)、「買い物で店員におだてられ、気づいたらカードを作ってた」(31歳・SE)なんて声もあった。
入会費、年会費無料とはいえ、カードを乱造するのは危険だ。生活消費アドバイザー・丸山晴美氏もクレジットカードの管理について警鐘を鳴らす。
「少額のカード払いをしていると、財布の中身(現金)が減らないので消費したという感覚が薄くなりがち。いつしか泥沼、なんてケースも珍しくないです。また、『生活費が余ったら貯金』という人もいますが、これは禁句。給料が入った日に貯金分を先取りしないと、お金は永遠に貯まりませんよ!」
サイフが分厚くなればなるほど、実は低所得になっているのだ。
2/24発売の週刊SPA!に掲載されている特集『生涯[低所得な人]のお金に嫌われる習慣90』では、上記のアンケートをもとにさまざまな「お金に嫌われる習慣」を列挙している。果たして持たざる者の共通点とはいったい何なのか? <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>

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