更新日:2017年11月27日 19:38
カーライフ

希望の党登場で安倍総理は消費税率アップを再延期しやすくなった!? カーマニアが見た小池百合子劇場

 フェラーリオーナーには右寄りの政治信条を持つ者が多い。中道のつもりの私・清水草一も、大の安倍首相支持派。そして私がこれまで11台フェラーリを買ってきた中古フェラーリ専門店、コーナーストーンズ代表・榎本修氏は、バリバリの右寄りで大の安倍首相支持派だ。そんなカーマニアの2人は、今回の小池百合子劇場をどう見たのか?

中道のつもりの清水草一(右)と、自他共に認めるバリバリの右寄りコーナーストーンズ代表・榎本修氏(左)

清水:フェラーリオーナーには右寄りが多いよね~。 榎本:リベラル派はほとんどいませんね。前回の衆院選の時は、常連のお客様のほとんどが次世代の党支持でした(笑)。 清水:その人たちって、今はどこ支持なの!? 榎本:もちろん自民党です。日本のこころ支持は見当たりません(笑)。 清水:やっぱりフェラーリオーナーって、自営業にせよサラリーマンにせよ、「でっかい夢を自力でつかんでやる!」ってタイプだから、パワフル志向なんだろうね。 榎本:「自分の国は自分で守る、それが当たり前だろ!」って感じです、ウフフ~。 清水:で、バリバリの右寄りである店長は、希望の党をどう見てるの? 榎本:希望の党には、大きな功績が2つあると思ってます。 清水:それは何? 榎本:1つは、反対ばかりしているリベラル派を壊滅させたことです。この功績は偉大です! 清水:まだ先はわからないけど、そうなりそうな雲行きだね……。 榎本:元をたどると、金正恩にたどり着くんですけど、ウフフ~。 清水:ロケットマンがロケットを打ちまくったことで安倍政権の支持率が回復し、急遽解散に打って出たことで民進党が希望の党に合流することになり、リベラル系がすべて切られる……。 榎本:ロケットマンのおかげで、日本人も目が覚めましたね。 清水:「宝くじが当たったらフェラーリ買いますじゃダメなんだ。フェラーリは自力で買わねば!」って感じにね! 榎本:これまでフェラーリを2000台売ってますけど、宝くじで買った方は1人もいらっしゃいません(キッパリ)。近年は120回ローンが多いです! 清水:フェラーリを120回払いで買う。まさに男の中の男、とっても右寄りな感じだね(笑)! 希望の党もう1つの功績は?

カーマニアには右寄りが多い!?

榎本:10%への消費税率アップを凍結すると公約していることです。希望の党がある程度の議席数を取れば、安倍総理としても再延期しやすくなります。 清水:消費税率アップは消費に罰金を科すみたいなもんだもんね。それで景気が回復するはずがない! 今はとにかく景気回復優先で消費減税を行い、自然増収を待て! それがフェラーリオーナー的な考え方だよね! 榎本:投資しなきゃリターンはありませんから。フェラーリはまさに男の人生における最高の投資です。買えば確実にシアワセになれるんですから、ウフフ~! 清水:俺は11台も買ったから2の11乗で、2048倍シアワセになれたよ(笑)! で、エノテンとしては、選挙の結果をどう予測してるの? 榎本:小池さんが衆院選に出るにせよ出ないにせよ、どっちにしても批判が高まって、最終的には自民党の地滑り的大勝利になると思います。小沢一郎氏が希望の党入りすればさらに確実です(笑)。 清水:あの悪人顔を見れば、百合子支持の主婦層も醒めるね! 今回の合流劇のフィクサーは、小沢氏だとも言われているし! 榎本:しがらみのカタマリですよ、ウフフ~。 清水:ところで、小池氏が衆院選に出る場合、次の都知事は誰がいい? 榎本:僕は神奈川県民ですが(笑)、そろそろ安定感のある官僚出身者がいいんじゃないでしょうか。となるとあの人です 清水:桜井パパ! 榎本:今は三井住友信託銀行の顧問に就任なさっているそうですが、ぜひ都知事選に出ていただきたいです! 清水:桜井パパいいね! でも俺は石原慎太郎氏みたいな、何を言っても許されるタイプの人を望みたいな~。石原さんのおかげで外環道の建設も決まったし、ディーゼル規制も強化されて気持ちよくオープンカーに乗れるようになった。石原さんはカーマニアの恩人なんだよ! 榎本:じゃ、「喝!」のハリさんですか? 清水:いや、マツコさんだな。実はクルマ好きなんだよ。デカすぎてミニバンしか乗り込めないって言ってたけど! 榎本:う~ん、フェラーリはちょっと厳しいかもですね、ウフフフフ~! 取材・文・写真/清水草一 【清水草一】 1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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