山田ゴメスの俺の恋を笑うな
追悼クマさん
9月9日。
阪神タイガースの久万元オーナーがお亡くなりになった
とデイリースポーツで知った。
没年’90歳、死因は老衰、とまさに大往生である。
‘85年の優勝から、その後の長期最下位低迷まで、
阪神の天国と地獄を、オーナーとして味わってきた人だった。
‘87年、酒気帯び運転で事故を起こした掛布を「欠陥商品」と詰ったり、
‘95年には中村当時監督を「スカタン」とこき下ろしたり……、
阪神時代にあらぬ麻薬疑惑をかけられた新庄剛志の
「麻薬なんかしてたら、もっとガンガン打ってますよ!」
という弁明発言に負けじとも劣らない名言を多く残しただけではなく、
初めて外部球団から野村監督を招へいしたり、
と、いろいろ話題の尽きない人でもあった。
東京帝国大学法学部→海軍将校→阪神電鉄
といった経歴も、あらためてすごいと思うが、
私が久万オーナーの言葉で一番感動を禁じ得ないのは、これだ。
「明治生まれが始めた戦争で大正生まれが多く死にました。だから昭和の人には好きな生き方ができるよう、少しでも力になればと思って働いてきました」
好きに生きさせてもらってます。
ありがとうございました!
合掌。
2011.09.15 |
2件のコメント
ハッとしたというか、ずんっときたというか、感じた事をうまく言えないのですが‥。
介護施設で働いているので、戦時中のお話を聴かせていただくことは多く、自分の命や毎日の生活があることをありがたく思い、感謝しています。
皆さんの尊い思いを、次の世代、未来の命にしっかり届けなければと強く感じました。
今の日本人は、年齢差を超えたコミュニケーションが非情に苦手だと聞きます。あのオヤジ狩りが流行った時期よりはマシになったとは思うんですけどね……。(ゴ)