政治家に呼び捨てられて…

なんか
よくわからないパーティーに、
よくわからない繋がりで誘われ、
ついつい顔を出した。

今、売り出し中の
あるプロスポーツ選手を
激励する会で
あったらしい。

出席者が200人近く
という盛況ぶりで、
なんか
偉いっぽそうな人たち
次々かつ延々と
メインの壇上で
マイク片手に
挨拶をし続けていた。

そのなかには
政治家も何人か
混じっていた。

そして、
そのうちの一人である
市会議員が、

「より国民に感動を与える
試合を見せていただけるよう
……云々」

みたいなことを
語った。

政治家から
公的にナマで

「国民」

呼び捨て

されるのは
なんか
よくわからないけど
相当

イラっとする

という事実に
初めて気がついた。

「私たち国民に~」
もしくは
「国民の皆さんに~」

なら大丈夫
だったのだろうか?

なんか
モヤモヤ感が
拭えない
アンニュイな気分だ。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。