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東京駅から28分!都心からもっとも近い「ローカル線・鶴見線」はここが楽しい

 横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かうJR鶴見線は、東京のすぐ近くでちょっとした旅行気分が楽しめる「都会のローカル線」として名高い路線だ。東京駅から鶴見まではわずか28分。その魅力を紹介しよう。  鶴見線はもともと物資輸送のために作られた私鉄だったが戦時中に国有化。現在、その利用者は京浜工業地帯の企業で働く人たちが中心となっている。鶴見線は鶴見駅と扇町駅を結ぶ本線と、浅野駅と海芝浦駅を結ぶ支線、安善駅と大川駅を結ぶ支線で構成され、各支線は本線に乗り入れて、鶴見駅に発着する。各駅の距離は1キロほどで、歩いて巡ることも可能。  1971年の改札業務の合理化が行われ、鶴見駅以外の全駅が無人駅となっており、ダイヤは朝夕のラッシュ時で4本、日中は一時間に一本ほどと首都圏で最も本数が少ない。  そのためどこかのんびりとした雰囲気が漂い、遠い地方へ来てしまったような錯覚に陥る。もっとも、これといった観光名所があるというわけではないが、鉄オタや工場フェチにも有名な路線で、マニア心に突き刺さるポイントもあるので、お金を掛けずに時間を潰せること受け合いだ。
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国道駅:昭和の雰囲気が今でも残る
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