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楽しいが不安も募る…中年同士のシェアハウス生活「社会的にダメな連中が傷を舐めあうのはマズい気が」

 シェアハウス利用者の多くは20代が中心と言われているが、昨今は30代後半以上の人も増えている。SPA!が行ったアンケート(下記)では、このまま独身だった場合でもシェア生活を望まない人が圧倒的に多かったが、シェアハウス事情に詳しいライターは「そもそも共同生活ができる人ならとっくに結婚していますから。今後、世相の変化など必要にかられ30代以上の年代にもシェアハウス需要と供給が高まる可能性はあります」と話す。 <世代別男女100人にアンケート> ・今後独身だった場合シェアハウスに住みたいですか? 45歳以上……NO 87% 30~44歳……NO 81% ・どんな物件だったら住みたいですか?(複数回答) 45歳以上の1位……家賃が低価格 77% 30~44歳の1位……間取り(個室か否か)74%、共同生活者の質 74% ⇒【調査結果の詳細】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1011751
世代別男女100人にアンケート 全国のシェアハウスやゲストハウス情報を網羅する、ジャパン・バックパッカーズリンク代表の向井通浩氏もこう話す。 「中年以降のシェアハウス需要は増えているといえます。理由は一に低所得層の増加、次に孤独に耐えられない。3番目が他に住居を確保する手立てがない」  居酒屋アルバイトの立松久信さん(仮名・41歳)はシェアハウス歴2年半。4LDKの一軒家に同年代の男性3人と同居中だ。家賃は2万7000円。同居人は、45歳調理師、40歳コンビニ店員、36歳デリヘル店員。彼らとの暮らしはそれなりに快適だという。
中年同士の生活は楽しいが不安も募る

【中年同士の生活は楽しいが不安も募る】同年代の住人同士がそこそこ楽しく暮らす立松さん宅。「あと2人分空いているのですが、変な人が来て雰囲気が壊れたら嫌だなと」。以前は20代だらけのハウスで、「ジジイ」と陰口を叩かれ1か月で退去

「オッサン同士適度な距離感で楽しくやっていますよ。常に、いる者同士でお酒を飲んでますし調理師の彼が料理も作ってくれるのが唯一の楽しみですね」  だが立松さんは、シェアハウスはあくまで一時的なものだと話す。 「我々のような社会的にダメな連中が傷を舐めあうのは、さすがにマズい気がします。ただ、収入が手取り18万円と少なくて先のことを考えられない。シェアハウスなら、節約すれば月3万~4万円は貯金できるので、悩みどころですね」 【向井通浩氏】 国内最大のバックパッカー&ゲストハウス宿リンクサイト「ジャパンバックパッカーズリンク(http://www.backpackers-link.com/)」代表。シェアハウス情報にも詳しい ― 30代からの[凄シェアハウス]物件ガイド ―
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