更新日:2018年03月14日 13:59
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代官山のママ友マウンティングはやっぱり壮絶だった!「幼稚園のお迎えすら行けず、淘汰されるママさんも…」

身体能力が尋常じゃないほど低い

 ここまで代官山に住むママたちの話を紹介してきたが、そこに住む子どもたちの特徴を聞いたところ、もっとも目立つのは身体能力の低さだと即答された。 「娘を通わせていた幼稚園の運動会に参加したときのことです。そこで驚いたのが、代官山に住む子どもたちの身体能力の低さ。でんぐり返しができない年長さんはザラにいますし、かけっこは歩いてるの?と思うくらいに遅い。原因は子どもを外で遊ばせる家庭が少ないから。でも、子どもたちの身体能力が低いのはちょっと不思議なんですよ」  なぜ「不思議」なのか。「これはニワトリが先か卵が先かなんですけど…」と前置きした上で大田さんが説明してくれた。 「代官山の子どもたちは体操教室に通ってるコが多いんです。習い事は週に3~5日入っているのですが、男女ともに学習塾と体操教室は必須。それに加えて女の子はピアノとバレエをしていますね。体操教室に通っているのになぜここまで身体能力が低いのかと疑問に思うでしょうが、身体能力が低いから体操に通わせているのかもしれません」

体操教室にもランクがある

 さらに、体操教室ひとつ取っても、代官山ではママ友特有のマウンティングが発生する。 「子どもたちが通う体操教室にもランクがあるんですよ。自由が丘にあるX(※頭文字ではない)という月謝が5万円ほどする体操スクールに通わせるのが一番地位が高い。日本人のお兄さんが開いている普通の体操教室に通わせる家庭はまずいません。習い事はママたちにとって子育ての休憩時間を確保する狙いもありますので、ここに払うお金は惜しまないです。 また、子どもを体操教室に通わせる隠れた理由の1つに、イケメンの体操のお兄さんがいるからというのもあります。私が通わせているアメリカ人のイケメン先生が教えている教室ではママたちがよく写メを撮っています(笑)」  現在放送中のドラマ「砂の塔」(TBS系)でも、三代目J Soul Brothersの岩田剛典がタワマンに住むママたちが子どもたちを通わせている体操教室の先生役を演じている。どうやら、体操教室に下心を持ちながら通わせているママたちは実際に多いようである。

徒歩10分の恵比寿まで子供とタクシー移動

「ただ、ママたちの中にはちょっとやりすぎかなって思う人もいます。教室内で無駄にシャネルのサングラスをかけるし、ランチからお迎えまでの空いた時間にはアイヴィープレイス(代官山にあるオシャレなカフェ)で二千円くらいのパンケーキを食べてたり。とにかく過剰にお金をかけるんですよね。  体操教室や塾に通わせるのに代官山から恵比寿までタクシーで送って(徒歩10分)、その後は渋谷の東急百貨店で買い物するためにまたタクシーで移動するなんてこともザラ。個人的には自転車で十分だと思いますが。こういう習慣が徒競走が遅い子供たちが生まれる理由なのかもしれません」 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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