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東大卒キャリア官僚のマウンティングが壮絶すぎる「収入よりも学歴第一主義」

2:有名企業も「たかがソルジャー」と馬鹿にする

 また、一部の公務員キャリアは、仕事に対する使命感や自負心が屈折した形で発露してしまうことがあるようだ。 「合コンで、『俺たちは国の基盤だからさ』と言われたことがある。確かにそうなんだろうけど、経済を支えているのは民間企業だぞと思ってしまった」(24歳・民間勤務) 「大手証券会社で勤める彼氏の職業を聞いてきた上司は、(証券会社勤めだと)『転勤とか大変でしょ』『有名企業だけどN証券って大量採用・大量離職だよね』と言われた」(27歳・文部科学省) 「飲み会で民間企業の話になると、選りすぐりの自分たちとは違う『あいつらはたかがソルジャーだよね』と本音を漏らすヤツが多い。頭はクソいいけど、性格はクソ悪い」(27歳・農林水産省)

3:キャリアの中でも省庁内格差が存在する

 一方、公務員キャリアの中でも格差が存在し、こちらもマウンティングの格好の対象となる。 「五大省庁は、経産省、総務省、財務省、外務省、警察庁。最近は女性を中心に厚生労働省も人気がありますが、格付けとしては二番手ですね。経産省のヤツが一番プライドが高い」(26歳・総務省) 「人気の省庁に就いて『(難易度が違うから)農水省と一緒にされてもねえ』と口にする人もいます」(28歳・農林水産省)  彼らのようなキャリア官僚が国を支えているのは確かだが、「国」という虎の威を借りたマウンティングが多すぎるのも、また事実なのかもしれない。<取材・文/日刊SPA!取材班>
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