更新日:2018年09月12日 14:36
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夏休みの大人の社会科見学「ウイスキー蒸留所巡り」のポイント。余市、山崎、白州…

レア体験満載!海外のオススメ蒸留所

 もちろん、海外の蒸留所も見学を受け付けています。日本の蒸留所に慣れていると、「衛生管理大丈夫なのか?」と思うこともありますが、その代わり貴重な体験ができます。スコットランドやアメリカ、台湾に行ったら、ぜひ蒸留所巡りをしてほしいですね。

ジムビーム蒸留所では、樽からバーボンウイスキー「ノブクリーク」を出す体験をしました

メーカーズマーク蒸留所では、インナー・スティーヴを直接触ることができました

メーカーズマークの蝋付けも体験

 蒸留所見学をすると、大麦などからウイスキーができる課程を本物の設備を見ながら体感できるのが楽しめるのが魅力です。大きな機材のインパクトや刺激的な香り、なんなら原材料の大麦を食べさせてくれることもあります。ニューポット(ホワイトドッグ)と呼ばれる蒸留したての透明なウイスキーの元を味見できるなら、超レア体験なのでチャレンジしてほしいです。  蒸留所によっては、見学コースが終わると、試飲タイムを用意してくれることもあります。無料もしくは有料で、その蒸留所のお酒を楽しめるわけです。その際は、ぜひ、その蒸留所でのみ扱っている銘柄を飲んでみることをオススメします。製造過程を勉強した直後に、完璧な環境で保存されてきた一期一会のウイスキーを味わったら、さらにその蒸留所のウイスキーのファンになること請け合いです。

蒸留所ならではの試飲も楽しみ。写真は「イチローズモルト」

 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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