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不動産投資「今が始めどき」な3つの理由。コロナ禍で仕込み時が到来か

低金利な不動産投資ローンが後押し

 また、不動産投資ローンが低金利なのも投資を後押しする材料だ。 「コロナショック後も低金利は続いており、当分は変わらないと見ています。ローン審査がコロナの影響で厳しくなっているという声もありますが、実際には昨年起きたスルガ銀行の不正融資問題で金融庁検査が入り、行きすぎた融資が咎められただけです。コロナ以降もローンの組みやすさは変わっていない印象ですね」  コロナ禍でも「有事の不動産投資」は健在。むしろ、バブル到来の兆候によってこれからがチャンスと言えるかもしれない。

▼不動産市況を読むポイント

●新型コロナの影響は限定的 宿泊系や商業系の落ち込みに比べて住宅系のニーズは堅調。コロナの影響で物件価値が暴落する可能性は低い。 ●資産バブルが起きる可能性も 今はバブル期の状況に近く、金融緩和による余剰資金が不動産市場に流れ込む可能性が高い。物件価値の押し上げに期待。 【長嶋 修氏】 不動産コンサルタント。業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である「さくら事務所」会長。国交省や経産省で不動産に関わる委員を務めた実績を持つ <取材・文/週刊SPA!編集部>
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