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冬のボーナス対決…業績悪化の三菱重工vs不正会計の東芝、どっちが低い!?

 いよいよボーナスの季節が到来!中小企業の悲鳴が聞こえそうな一方、大手企業は過去最高の総平均92万1850円を記録。商社、銀行、鉄道……。果たして、あの業界のライバル企業の冬のボーナスはいかほどか? 今回は重工メーカー業界の大手、三菱重工と東芝のボーナス事情を紹介する。

業績悪化の三菱重工 vs 不正会計の東芝


 頭打ちの国内市場から新興国など海外事業を積極に展開する重工メーカー。旅客機や発電所などの大型輸出案件はニュースでも大きく報じられている。社員もさぞ潤っていると思いきや「経営と組合が揉めてボーナスが妥結しない」と憤るのは東芝の近藤洋介さん(仮名)。

冬のボーナス企業対決、業績悪化に苦しむ東芝と三菱重工業はどっちが高い!?

東芝の本社ビル photo by Lover of Romance CC BY 3.0

「原因はもちろん、昨年発覚した不正会計です。’16年3月期決算で過去最大の赤字を計上し、東芝は夏のボーナスを大幅減しました。当初は冬のボーナスで補填されるはずだったのですが、経営悪化を理由に先送りされそうです」

 一方、三菱重工業も先月2日に業績予測を大幅に下方修正した。だが、板倉敦さん(仮名)は「業績は不振だが、ボーナスへの影響はないと思う」と自信を見せる。

「商船事業の悪化や初の国産ジェット旅客機の開発費がかさみ、経営を圧迫しています。ただ、他にも多くの黒字事業を抱えているため、長期的な業績やボーナスへの影響は限定的かと思います」

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「企画力では三菱に敵わない」

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