歌舞伎町ホスト狂いの女子大生ヒトミ(仮名・20歳)そして彼女はAV女優になった
世間では女性モデルやタレントなどの“ホスト通い”による借金問題が取り沙汰されることも多々ある。彼女らがヘアヌード写真やAVを出す際には、真っ先に原因として疑われるほどだ。歌舞伎町のホストクラブに勤めているケイタさん(仮名)は「ここではよくある話。氷山の一角ですよ」と話す。
「実際にAV女優のお客さんは多いですよ。いや、むしろ“AV女優になった”という言い方が正しいのかもしれません。もちろん、他店ではタレントやモデルから転向したパターンも聞きます。でも僕のお客さんでは、そのほとんどが、もともとは普通の女子大生だったのです」
なぜ普通の女子大生がホストに狂い、AV女優へ堕ちるのか。ケイタさんは、その流れを何度も見てきた。なかでも印象的だったのが、ヒトミ(仮名・当時20歳)だという。
ケイタさんは現在28歳。業界歴3年目の現役ホストだ。もともとは地方でアパレル店員をしていたが、クロムハーツやジャスティン・デイビスのシルバーアクセにハマってしまい給料だけでは足りなくなった。そして上京。彼が選んだのは、“ホスト”の道だった。
持ち前のルックスが評判を呼んだのはもちろん、アパレル時代の接客術を活かして一気に人気ホストに。現在はナンバー入りも果たしている。
ケイタさんを指名するお客さんの層は、OLと女子大生が1割ずつ。残りの8割は水商売の女性だという。
「売り上げにもっとも貢献しているのは、キャバクラ嬢や風俗嬢、AV女優など金回りがいい水商売のお姉さんたちですね。ただ、女子大生はいずれ太客になります」とケイタさんは言う。そこで聞かせてくれたのは当時、まだ女子大生だった客のヒトミ。
ホストにハマるのは東京の大学へ進学するため、田舎や地方から出てきたばかりの純粋な女の子が多いという。ヒトミもその類だった。
彼女は浪人を経て六大学のひとつに入学。そこで東京育ちの同級生と知り合う。ファッション誌に載っているようなハイブランドの洋服を着こなし、なまりのない標準語を話す女友達に憧れを抱くようになった。そんなある日、仲良しグループから提案されたのが“ホスト遊び”だ。
「うちの店に来たキッカケは、東京出身の子から『ホストクラブ行ってみない?』と軽い気持ちで誘われたのが理由らしい。ヒトミは、『みんなが行きたいなら』と周りに流されてしまった。そこからすべてが始まりましたね。ただし、“終わりの始まり”ですが」
ケイタさんが勤めるホストクラブは、初回のみ格安で飲める。10分から15分おきに違うホストが代わる代わる席に着く。
「その日店に来てくれた女の子のほとんどは、たんなる女子会気分で楽しんで帰りましたね。でも、田舎出身のヒトミだけは違った。ホストクラブという新しい世界を知ってしまい、強く惹かれるものがあったのでしょう」
その1か月後、ヒトミはたった一人で来店したのである。そしてケイタさんを指名。だが、初回は数千円の料金だったが、その日は指名料も含めて3万円を支払った。それからヒトミは定期的に店を訪れるようになった。田舎にいては決して味わえないような華やかな世界、イケメンからチヤホヤされることの楽しみを覚えた。こうしてヒトミはお金と引き換えにほんの一瞬だけの優越感を貪るようになる……。

「いずれ女子大生は太客に変わる」
ホストに没入する地方出身の女子大生ヒトミ
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