14日で140万円稼ぐ「出稼ぎ風俗嬢」のリアル
「北海道から外に出るのも飛行機に乗るのも初めてだったんですよ」
札幌で医療系の専門学校に通う田中麻里さん(仮名/18歳)は童顔に道産子らしい白い肌が印象的。はきはきと答える姿は初々しいが、彼女もまた春休みを利用して上京、横浜の痴漢イメクラ「ラブステーション」で働いている。
風俗で働くことにしたのは、実家に余裕がなく、2年間で300万円近くかかる専門学校の学費を自力で払うため。札幌には大歓楽街のススキノがあるが、彼女は出稼ぎで横浜に行くことを選んだ。
「ススキノで働く友達は周りにけっこういたんで、それほど抵抗はなかったです。それよりも風俗店が多い分、競争が激しくって思ったよりも稼げないんですよ」
出稼ぎのきっかけは経験者の友人。「横浜の店舗型が稼げる」と聞き店に自ら連絡をいれたという。
「知らない土地に飛び込むのは、不安でしたが、お店が旅費も出してくれるし、寮があるのも大きかったです。寮は店から近いワンルームのアパートで、テレビなど家具、エアコン完備で快適です」
「ゆあ」という名前で働く彼女はこの日は朝9時に出勤。18歳の制服姿という“リアルさ”に惹かれるのか、22時までの間に9人が指名を入れる人気ぶりだった。
「店舗型はスタッフさんが近くにいるから、デリヘルと違って安心して働けます。給料は日払いで最初は、『こんなに貰えるのか!!』と驚きました。稼ぎはすすきの3倍近くになるかな。疲れるときもあるけど、どんどん貯まっていく通帳をみて『よし頑張るぞ!』ってヤル気が出るんですよね」
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