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秋葉原駅「爆弾」騒ぎ、寺社「油被害」事件は大規模テロの予行練習か【評論家・江崎道朗】

【江崎道朗のネットブリーフィング 第11回】 トランプ大統領の誕生をいち早く予見していた気鋭の評論家が、日本を取り巻く世界情勢の「変動」を即座に見抜き世に問う!

明治神宮「油被害」事件の容疑者は、朝鮮系中国人

江崎道朗

江崎道朗(撮影/山川修一)

 爆弾が仕掛けられているらしいぞ――4月23日午前11時頃、東京・秋葉原駅に着いたら、ツインアームの爆弾処理特殊車両が東京・秋葉原駅に横付けされ、警察官が駅の改札口を封鎖していた。  電脳アイドルとして名を馳せた千葉麗子さんの新刊『ママは愛国』(KKベストセラーズ)発売イベントに参加しようと思って秋葉原に来たのだが、北朝鮮のミサイル危機で緊張が高まっていた時期でもあり、北朝鮮によるテロかと一瞬、身構えてしまった。  秋葉原駅構内にある多目的トイレの棚の下に乾電池やモーター、リード線などが入った透明なプラスチックケースが粘着テープで取り付けられていたため、爆発物かと大騒ぎになったのだ。実際は手をかざすと自動で開閉するごみ箱の一部であった。その目的、犯人はいまのところ不明だ。  5月1日未明には、今度は渋谷駅の山手線ホームに、大量の「うんこ」が散乱する事件があった。日曜日の深夜だったため、目撃者は少なかったようだが、「うんこ」が30個近く落ちていたという。1個なら誰かの粗相ということもあるだろうが、30個となるとなんらかの意図があると思われるが、なんともおかしな事件だ。  おかしな事件と言えば、ここ数年、全国の神社や重要文化財などに油などの液体が撒かれ、汚損される事件が相次いでいる。  4月3日には、明治神宮の鳥居や門など4地点15か所に油のような液体が散布された。産経新聞などによれば、犯人は朝鮮族の中国籍の女2人で、油のような液体を散布した容疑ですでに日本から出国していた2人に逮捕状が出された。  警視庁捜査1課によると、2人は中国・吉林省出身。3月27日に中国・上海から那覇空港に入国し、30日に那覇空港から空路で伊丹空港に移動。4月1日には新幹線で東京に入り、4日午前1時半に羽田空港から上海に帰国したという。  なぜ、そんなことをしたのか。飛行機代だけでも馬鹿にならない金額を使っているのだ。神社に対する嫌がらせにしても、液体を撒いてどうしようというのか。
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大規模テロの予行演習か
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