僧侶に月収を聞いてみた…「とてもオイシイ思いをしています」
課税なしで、なにかといい暮らしをしていると思われがちな宗教法人。親から関西郊外の寺を継いだ30代の僧侶は、「とてもオイシイ思いをしています」と語る。
「仕事は葬式や法事で、お経をあげるくらい。額面上の月収は20万円となっていますが、お布施や花代で、寺には毎月数百万円入ってくる。実際はその半分近くを自由に使えます」
事実上の月収は100万円程度。絵に描いたような生臭坊主だ。
「ただ、大きい寺で修行中の知り合いは3年間給料ナシ、休みナシらしいので、環境しだいですね」
ツテがなければ儲からないのは占い師も同じだ。
「有名になってお金持ちと専属契約をすれば、年収1000万円超えも夢じゃない。でも、それは50代以上のベテランばかり。私のような若手は、昼間は電話占いや師匠の手伝い、夜は街角に出ますが、月収は18万円ちょっとです。占い師の信用には経験が大事なので、そう簡単には儲からないんです」(20代・女性占い師)
<僧侶>
月収100万円
労働時間:4~5時間/日
出勤日数:20~30日/月
<占い師>
月収18万円
労働時間:8~10時間
出勤日数:25日/月
― [アングラ職業]の給与明細 ―
僧侶や占い師はキャリアが給与に表れる
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