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「秋葉原に落ちてるゴミはメルカリで一袋8000円で売れる可能性がある」転売屋が暴露 現地検証した結果…

 有名な副業のひとつに転売がある。  価値の高い古本やゲーム、スニーカーなどの商品を安く買い、マニアに高く売るというシンプルなものだが、それだけに専門知識が必要だったり、出品のタイミングで値段が大きく左右されたりとなかなか難しい一面もある。  先日、日刊SPA!でも25歳の現役転売屋の苦労はお伝えしたばかりだ。  できる限り安く買い、仕入れのリスクを極力小さくするのが転売の普通だが、「誰かが廃棄したゴミをタダで拾って売れば仕入れリスクは当然ゼロで済む」と答えるのは、現役転売屋の佐々木太一氏(39歳・墨田区在住)。  佐々木氏曰く、「世界中のオタクたちが足を運ぶ秋葉原には、無造作に捨てられたゴミの中にもキラリと光るお宝が埋もれていることがある」という。ポスターならば1万円以上、書籍やカードならば8000円程度の値がつくこともザラらしい。  日刊SPA!取材班は、佐々木氏案内のもと、秋葉原のゴミ転売事情を解説してもらった。

転売対策?ポスターを破って捨てる業者も多い

 今回は末広町駅から万世橋まで中央通り沿いを中心にウロついてみるという。21時過ぎからぼちぼちゴミがシャッターを下ろした店先に捨てられ始め、段ボールを持ち去るホームレスたちの姿も見受けられる。  「まだまだ人通りも多く、店先でゴミ袋を漁るのはさすがに人目が憚られるので、脇道に入りましょう」と佐々木氏。ゴミ袋には事業者名が書いてあるものもある。  ドン・キホーテ周辺のゴミ袋には、商品の包装やフィギュアの箱などが見えるがマニアに喜ばされそうなものはないそうだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1385922  ソフマップやメロンブックス周辺は特にていねいに見てみたが、こちらも不発。フィギュアの空箱や宣材用のポスターらしきものなどもあるが、どれもテープが貼りついたまま丸められ、破れたりしている。「殊勝な人間に荒らされないよう、値のつきそうなものはぱっと見でわからないように、破って捨ててあるケースが多いですね」と佐々木氏。  しかし、ゴミを漁りながら街を彷徨い1時間ほど経った頃、とあるゴミ置場にこんなゴミ袋を発見。
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ゴミ袋の中には…
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