雑学

「歯磨きやめたら30kg減った」人気作家が辿り着いた糖質2.0メソッドとは?

 東大在学中に先物取引で背負った借金1億2000万円を10年で完済。独自のマーケティング手法や不動産投資で1代で財を成し、ビジネス書のベストセラー作家としても活躍する金森重樹氏が今もっとも熱心に取り組んでいるのは「糖質制限ダイエット」だった。最新ガジェットで血糖値を測定し、主食に食べるのはなんと「脂」――これまでの常識を刷新するメソッドを、短期集中連載でお届けする。

金森重樹が考えた「逆説の糖質制限ダイエット塾」 行政書士・不動産投資顧問の金森重樹です。最近では、ふるさと納税についてメディアでお話する機会もたくさんいただいていますが、この連載ではダイエットをテーマにして、みなさんにお話をしたいと考えています。

 現在48歳、身長168センチの僕は、20代のころから恒常的に体重が90キロ近くある肥満でした。そんな僕も今から約2年前、わずか2か月間でマイナス30キロという驚くべき減量を果たしたのです。

金森さんプロフ

 食生活をガラリと変え、理想の体型を手に入れた金森重樹氏。「糖質制限の研究をすればするほど、現代人の食生活は危ないと確信した」と警鐘を鳴らす

 それまでの僕は、朝は起きぬけにヨックモックの「シガール」や「ドゥーブルショコラオレ」など5種をフルセットで食べ、ふるさと納税で取り寄せたスイーツやケーキをお茶請けにしていました。日が暮れたらふるさと納税でもらった地ビールを毎日2リットルぐらい飲んで、焼肉をお腹いっぱいになるまで食べ、夜中には締めのラーメンをすする……そんな生活を何年もずっと続けていました。

「4週間、歯を磨かない」実験の結果、激ヤセした


 こんな生活習慣では、太らないはずがありません。靴下はお腹の肉が邪魔をしてうまく履けないし、メガネをかけるとツルがこめかみに食い込んで跡が残るようになりました。“デブあるある”ですね。大切な打ち合わせの直前に痛風の発作が起き、台車で新聞社の長い廊下を運ばれる……という出来事もありました。

90㌔時代の金森氏

2年前、今より30キロ太っていた頃の金森氏。寝る前のラーメンは欠かさず、眼鏡のツルが顔に食い込んでいた

 完全におデブだった僕ですが、今から約2年前に転機が訪れます。2016年の年末、歯科医院の経営にたずさわっていた関係で、ある研究論文を読んでみました。その内容に強い関心を抱き、実験を始めたのです。

 その研究とは「4週間、歯を磨かないかわりに、旧石器時代食だけで暮らす。肉と魚、ナッツ類を食べ、小麦を中心とした穀物、イモ類、乳製品は摂らない」というものです。

 実験の結果は実に鮮やかでした。4週間もの間、歯を磨かなかったにもかかわらず、糖質をとらなかっただけで歯茎からの出血は減少し、歯周ポケット、口腔環境全体が改善されることがわかりました。

 僕の場合、口腔環境の実験のために行った糖質制限だったわけですが、このとき当初90kgだった体重がわずか2カ月で約60kgまで減りました(食生活が口腔環境に与える影響をみるためで、歯はちゃんと磨きましたけど)。この思わぬ副産物にとても驚き、その後は様々な書籍や論文を読み漁るようになっていったんです。

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「人間は農業によって退化した」

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