最強の口説き文句

「SKE48のなかで、
カノジョとして一人だけ
選ぶなら誰にする?」

だとか、

「チンコと乳首とアナル、
どこを舐められるのが
一番ビジュアル的に
コーフンする?」

などといった話題は、
酒場の男子トークで
もっとも盛り上がる
問題提起であり、

誰もが、酔いにまかせて
好き勝手なことを放言しまくりながら、
普段日常で溜めこんだストレスを発散し、
明日への活力をまた、なみぎらせるわけだが、

近ごろあった
男子会の議題では
こんなのもあった。

「俺が考える最強の口説き文句は?」

 で、このときは参加メンバーの
クリエティティビティ
あまり高くなかったのか、結局は

「やっぱ、なんだかんだ言って、
『101回目のプロポーズ』の、
武田鉄矢の名セリフ、

僕は死にましぇ〜ん!
あなたのことが好きだから
僕が幸せにしますから!

が最強なんじゃねーの?」

「あのトラックの前に飛び出すシーン、
武田鉄矢本人がスタントマンを使わずに
やったらしいよ」

「それって、
単に武田鉄矢みたいな
体型のスタントマンが
いなかっただけっしょ?」(一同笑い)

「それにしても武田鉄矢の
シルエットって
人間離れしてるよね」

みたいにダメな方向に話は落ち着きかけたわけだが、

私個人としては、
トークがクライマックスに差しかかったころに
ある寡黙なデザイナーがボソッと発言して、
あっさりスルーされてしまった

「たった1時間じゃ、
僕のクンニの神髄は
半分も伝えられないし!」

という、
デリヘル嬢を
店外デートに連れ出すための
口説き文句

が一番面白かったと思う。

 ほどよい負け惜しみ感
「神髄」なんて場にそぐわない難しい言葉との
絶妙な化学反応
が最高じゃないか?

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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