「梅毒」が一般女性にも感染拡大。スマホの影響か
大和医師も「もっとも危険なのは症状が治まったからといって治療を放置すること」と言う。
「手足や性器に痛みのない湿疹が出た場合や、微熱や咳が続く場合は早期の検診をオススメします。また、梅毒に感染している人はHIVを合併感染している事例が多いです。命の危険にもかかわることなので、基本中の基本ですが、不特定多数とのセックスはなるべく避けるべき。万が一、そういったシチュエーションになってもコンドームの着用を心がけてください」
【大和宣介氏】
虎ノ門・日比谷クリニック院長。内科、泌尿器科、皮膚科を専門とし、性感染症やED治療、AGA(男性型脱毛症)や痛風治療、各種人間ドックにも力を入れている
【清水なほみ氏】
女性医療ネットワーク発起人・NPO法人ティーンズサポート理事長。日本産婦人科学会専門医で、現在はポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長
写真提供/尾上泰彦
― 死に至る[梅毒]の本当の怖さ ―
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