みんなバカになる!“スマホ中毒”な人たちの悲劇
~CASE 3~
【フリマサイト】5時間/day…原ひろみさん(仮名・29歳・SE)
原さんがメルカリにハマったきっかけは、本来は10万円以上するCOACHの中古バッグを破格の1万円で手に入れたことだった。
「美品とはとても言えませんけど、この値段でブランド品が手に入るなんてメルカリくらいですから」
確かに、使い込まれたハンドルやシミなど、ブランド買い取りショップでは引き取ってもらえなさそうなコンディション。それでも、少ない収入でブランド品を持ちたい女性たちには救世主なんだとか。いまや、掘り出し物を求めて、日夜メルカリをさまよう日々。
「私だけじゃないですよ。職場のランチ中に、同僚全員、無言でメルカリを見ていたら、年配のパートさんに『異様な光景だねえ』と気味悪がられたことも……」
なにやら鬼気迫る場面である。
▼中毒度 ★★★★☆(4/5)
~CASE 4~
【ネットサーフィン全般】6時間/day…松崎丈人さん(仮名・42歳・家電メーカー)
特定の「コレ!」にハマっているわけではないが、スマホの利用時間をカウントするアプリに興味を持ち、一日のスマホタイムを調べてみたら6時間を超えていた松崎さん。「自分でもビックリですよ」。
本記事に登場するスマホとズブズブな中毒者の中では珍しく、睡眠は十分、朝晩の食事も妻と息子と揃って取る。真っ当に生きていてもスマホ中毒になるのだ。して、6時間の用途は?
「ごく普通のことですよ。朝はニュースや天気予報のチェック。通勤や休み時間はもちろん、帰宅後も家族とテレビを見ながら、気になったことを検索。そういえば昨日は、成宮寛貴について調べていたら、つい『相棒』のエピソードを一つひとつ見てしまい……」
ほぼ無意味な6時間。これを時間泥棒と言わずしてなんと言おう。
▼中毒度 ★★★☆☆(3/5)
― みんなバカになる![スマホ中毒]の悲劇 ―
昼休みでも深夜でも狂気のブランド漁り
真っ当に生きてる人でもこんなに時間を食われてる!?
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