更新日:2022年08月22日 02:50
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タダ酒が飲める大人の工場見学はこんなに楽しい

 近年、人気を集めている工場見学。ファミリーやデートで利用できるようなレジャー感溢れるものからマニアックなものまで、業種などは様々だ。 タダ酒が飲める大人の工場見学はこんなに楽しい 有料の工場見学コースというのもあるが、特に飲料メーカーのビール工場などでは未だ無料なところは少なくなく、見学コースの最後に試飲が付いているというものがほとんど。当記事では、そんなお得感から根強い人気を誇る酒類メーカーの工場見学コースをまとめてみた。  いずれも首都圏から比較的アクセスが良く日帰りで参加でき、試飲ではビアホールで飲めるのと同じ樽詰めの生ビールなどが提供されるもので、基本的にはWebサイトや電話での事前予約が必要となっている。ドライバーや子供用に各メーカーのソフトドリンクを用意しているため、家族連れにもオススメだ。

アサヒビール神奈川工場(神奈川県南足柄市)

※ホームページより

 今年でスーパードライが30周年を迎えるアサヒビール。  神奈川工場では90分ほどの工場見学後に、20分間の試飲タイムが用意されており、広々とした試飲会場でできたてのビールを堪能できる。2月現在「アサヒ スーパードライ」「アサヒ スーパードライ ドライブラック」「アサヒドライプレミアム豊醸」といったビールが提供されており、一人につきタンブラーで3杯まで飲酒可能(ソフトドリンクは「三ツ矢サイダー」「バヤリース」など)。試飲の際には家庭でも実践できる「美味しいビールの注ぎ方」の説明もある。  完全予約制で見学コースの一部は写真撮影がNGとなっている。神奈川工場は小田急線・新松田駅から路線バスで約20分、タクシーで約15分と首都圏からのアクセスは良くないが、その分、21世紀の「環境創造工場」を謳う神奈川工場は緑豊か。庭園やビオトープ、物産館「あしがらの里」などもあり工場見学前後のお時間に散策も楽しめそうだ。試飲でちょっと一杯のつもりが、隣接するアサヒビール園で思わぬ深酒となってしまう可能性もなきにしもあらず。

キリンビール横浜工場(横浜市鶴見区)

※ホームページより

 京浜急行線・生麦駅より徒歩約10分のキリンビール横浜工場。  ビールの魅力と「キリン一番搾り生ビール」のこだわりの製法やうまさの秘密をたっぷり体感できる「一番搾りうまさの秘密体感ツアー」や「自然の恵みを感じるツアー」、「ファミリーツアー」の3種類のツアーが用意されている。見学コースの動画撮影はNGだが、写真撮影はOK。  「一番搾りうまさの秘密体感ツアー」の場合、午前10時から1時間おきに一日7回行われている、いずれのツアーも所要時間は試飲も含めて80分前後。現在は「キリン一番搾り生ビール」「一番搾り スタウト」、ノンアルコール・ビールテイスト飲料「パーフェクトフリー」が試飲できるようだ。ソフトドリンクは午後の紅茶などキリン製品5種を用意し、一人3杯までの提供となっている。  同一ツアーの参加は一日につき1回、ビールなど酒類の試飲は3杯までで、別ツアーに参加しても酒類の試飲提供は合わせて3杯となっている。
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