「麦芽100%のビールがいちばん旨い」は本当か? ビジネスマンのための一目おかれる酒知識
あとは、酵母が働きやすい温度まで冷却してから、酵母を投入します。そして一定期間熟成してから出荷します。
私は何度か、小さな仕込みで自分のビールをつくったことがあります。もちろん、きちんとしたビール工場で合法的にですよ。
麦芽を粉砕するところから酵母投入まで、全工程4~5時間で、その後は工場での熟成を経て、自宅にビールが届けられる仕組みです。個人でビールがつくれる場所として、大手ではキリンビールとサッポロビールが有名ですが、「常陸野ネストビール」の木内酒造でも、ビールづくり体験ができます。
それほど難しくないので、あなたも一度ビールをつくってみませんか?
ビールづくりの工程が詳しくわかりますし、なにしろ自分でつくったビールの味は格別ですよ。
【江口まゆみ】
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学卒業。酒紀行家。1995年より「酔っぱライター」として世界中の知られざる地酒を飲み歩き、日本国内でも日本酒・焼酎・ビール・ワイン・ウイスキーの現場を100軒以上訪ねる。酒に関する著書多数。SSI認定利き酒師、JCBA認定ビアテイスター
『ビジネスパーソンのための一目おかれる酒選び』 「きみ、メニューから何か適当にたのんどいて」と言われて困っているビジネスパーソンのため、お酒を愛する酒呑みが書いた、酒呑みのためのとびきり実践的なお酒の入門書。 |
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