パンティ復活!

今日のパンティの色は? むひょー!

と、とある飲みの席で若い女子をからかっていたら、

やぁーだー! チョージジくさ〜い!! 今どきパンティとか言うヒト、いないんですけど〜!

と、からかわれた。

 だったら、なんと呼ぶのかと訊ねれば、パンツであるそうだ。
 オマケにズボンもダメらしい。やはり、パンツであるそうだ。

 パンティのパンツは「パ」の部分にアクセント、ズボンのパンツは平淡に、といった具合に、
音感のニュアンスで区別する、ようだ。

 ここで、とても私は疑問に思う。

 もし、これらのパンツすべてが登場するシチュエーションを、原稿で描写せねばならないとき、果たしてどう書き分ければよいのだろう?

 現に私の仕事は、下半身にまつわるケースもわりかし多く、その都度とても困っている。

 たとえば、

 男は、女のパンティに手をかけるや否や、パンツを突き破るほど怒張したイチモツに呼吸をあたえるかのごとく、ズボンのチャックを下ろそうとした……。

という原稿があったとしよう。だが、イマドキ風に修正すると、こうなる。

 男は、女のパンツに手をかけるや否や、パンツを突き破るほど怒張したイチモツに呼吸をあたえるかのごとく、パンツのチャックを下ろそうとした……。

 まったくもって情緒に欠ける。それ以前に何がなんだかよくわからない

 だいたいですな、いつの頃から日本の若者たちは、パンティのことをパンツなどと呼ぶようになったんだ?

男女平等だとかフェミニズムの一環なのか?
 
看護婦は看護師で、スッチーはフライトアテンダントと呼ばなきゃいけないってアレか?

そもそもパンティはヒトなのか?

 漫画『サラリーマン金太郎』で、私がひとつ感激したシーンがある。

 主人公の矢島金太郎が、女子新入社員に向かって、このクソ女!となじる。対して彼女は当然の事ながら、セクハラです!と返してくる。そこで、金太郎がこう一喝するのだ。

女だからクソ女で、男だったらクソ野郎だ!

 蟻のはい出る隙間もない正論である。さすが本宮先生!と唸らざるを得ない。

 あと、イギリス人とセックスした、私の知り合いの女性は、

アナタノパンティース、脱イデ見セテクダサ〜イ!

と、耳元でささやかれ、そのパンティの複数形(脚が2本入るから?)がかもし出す淫猥な響きに、思わずおマタが大洪水状態になってしまったと聞く。

 男たちよ、キチンとパンティと言える人間になりなさい!
 
 そして、キチンと女性を辱めなさい!

 押し寄せるジェンダーレスの波を堰き止めるには、まずパンティから。

 もし、そんなパンティの連発をしつこいまでに嫌がる、空気の読めない女性と出会ったならば、そのときは、

女がはくからパンティで、男だったらステテコだ!

とでも言ってやればよいのである。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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