山田ゴメスの俺の恋を笑うな
お蔵出し!
本を一冊書いてください。
という依頼をたまに受けるが、その手の仕事は、企画の段階で頓挫するケースも珍しくない。
私はこれまで17冊の本を出しているが、ボツになった企画は少なく見積もっても、この3倍くらいといったところか?
丸々一冊分の原稿を書いてからボツをくらったこともある。
その原稿は、私が過去に出版業界を志望する人たちが通う某スクールで講師をやっていたとき、生徒さんの教科書代わりになるような本を出してくれないか、と言われ、書いたものだ。
結局、執筆終了間際にそのスクール自体が無期限休校となってしまい、出版にまで至らなかったわけだが、しょうがないとは言え、ひどい話である。
その原稿は、文筆業とはどんな仕事なのかを私の半生記に絡めながら解説する、といった体裁を取っている。
そして、久々に読み返してみると、コレがなかなかおもしろい。
あと、途中で頓挫してしまっている長編モノなんかも、けっこうな量が未発表のままお蔵(=Mac)のなかに眠っちゃったりしていて……
もったいないからこのブログで一部をピックアップし、不定期にお蔵出してみることにした。
現時点では宙ぶらりん状態の原稿なので、モチロン出版のご依頼も大歓迎で御座います!
2010.08.18 |
コメントはまだありません
コメントを残す