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老人ホーム“闇介護”の実態――入居者に風俗やパチンコのお世話も!?

 過酷な労働環境で慢性的な人手不足に陥って久しい介護業界。記憶に新しい川崎市の転落殺人事件をはじめ、介護サービスの劣化どころか、犯罪行為さえ相次いでいる。昨年の介護報酬の引き下げによりブラック化が加速する介護現場。その窮状と混乱をルポする。

ド底辺化する[介護現場]の闇

入居者に風俗からパチンコ


 入居する高齢者の心のケアは施設側にとっては介護や身の回りの世話と同じくらい大切なこと。しかし、職員の中にはこれに便乗して、金儲けを企む者も少なくないという。

「でも、ダマすとか詐欺まがいのことをしているわけじゃない。あくまで入居者にも楽しんでもらい、自分も副収入を得る、いわば“ウィンウィン”の関係ですよ」

 そう力説するのは、東海地方の老人ホームで働く吉井尚哉氏(仮名・42歳)。では具体的にどのように副収入を得ているのか?

「ひとつはデリヘル嬢の手配ですね。年を取っても裸の若い女性に触れたいと願う高齢男性は多いんです。以前、70代の男性入所者から『なんとか呼べないか』と相談を受け、女のコを面会に来た孫ということにして呼んであげたんです。そしたらすごく感謝されて『手間賃だ』と言って5000円を包んでくれたんです。その噂が男性入所者の間で広まり、今ではほかの人からも頼まれてます」

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“裏収入”は日常化

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