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待遇面がホワイトでも“将来不安型ブラック企業”に陥った東芝の社員たち

待遇面がホワイトでも゛将来不安型ブラック企業″に陥った東芝の社員たち 国は「長時間労働の是正」や、テレワークなど「柔軟な働き方の推進」の実現を目指す「働き方改革」を掲げている。2月24日から始まった「プレミアムフライデー」は、月末の金曜日に早めの退社を促すキャンペーンで、働き方を変えていこうという取り組みでもある。

 しかし、「長時間労働」「低賃金」「パワハラ」の3本柱からなる「ブラック企業」という言葉が定着して久しい。しかも、会社員のストレス源は「仕事の質」や「会社の将来性」など多岐にわたる。たとえ「高賃金」でホワイトな大企業であっても、「膨大な仕事量」や「過剰なプレッシャー」によって、実際はブラックな部署や仕事が点在する――。そんなブラック企業以上にヤバい「ゼブラ企業」が急増中だ。

 ’15年に発覚した不適切会計、そして原発事業で7000億円もの損失で債務超過に陥った東芝でも、「ゼブラ化」が進んでいる。東証1部から2部への降格や、上場廃止、さらには倒産まで取りざたされている渦中の東芝に勤務する宮崎清一さん(仮名・40代)はこう明かす。

「今も目標と成果への厳しさはありますが、今は『チャレンジ』は少なくなり、以前より現実的な数字にはなりました」

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「将来不安型ブラック」なのが東芝の実態

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