日常に潜む「雑菌」が病気をもたらす条件とは?
「ただ、勘違いしてはいけないのは、免疫に任せて何もしないということではありません。悪臭がしている部屋や、水回りにぬめりがあるのは細菌が繁殖している証拠。衛生的とはいえず、感染症のリスクもあります。つまり、これは細菌を自分の“コントロール下”に置けていないということ。“共存”とは言えません。共存とは、手洗いうがいや掃除といった、当たり前の“対策を継続”して、余計な細菌を増やさずにコントロール下に置くことなんです。そうすることが快適な生活につながります」
ちなみに、しばしば混同されることがある細菌とウイルスは、まったくの別物だ。
「ウイルスは生物ではなく遺伝子の塊。細胞に感染しなければ増殖することはできません。一方で細菌は、環境が整えば単体で増殖します。つまり当たり前かもしれませんが、食べ物を常温で放置しているだけで細菌は増殖していくということです」
正しい知識で細菌対策。これこそが健康への王道なのだ。
【李 新一氏】
衛生微生物研究センター執行役員・主任研究員。同センターでは、細菌やカビなどの微生物による被害を防ぐための調査研究を行っている。HP:http://kabi.co.jp/
― 冬場の意外な[雑菌スポット] ―

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