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自宅アパートで盗撮被害にあった20代女性が独白。生活が苦しいOLが狙われやすい!?



 もっとセキュリティの高いマンションに引っ越せば被害が防げたのではないか、という記者の疑問に対し、三輪さんは次のように答えた。

「私のような一般職の女性は、月の手取りが17万円以下。大学の奨学金も返さなければいけないし、家賃を抑えるために都心ではなく大田区の駅徒歩16分のアパートに住まざるを得ないんです。私の家はオートロックも何もない学生アパートみたいな物件。前は職場の社宅に住んでいたのですが、そこも築30年以上たったボロアパートで、下着泥棒被害もよくありました」(三輪さん)

性犯罪被害にも格差社会の波が


 会社からの住宅補助もなく、少ない給与でやりくりする一般職や派遣の女性。彼女たちがもっとも盗撮被害にあいやすいとすれば、「性犯罪被害の格差社会」が広がっていると言えるかもしれない。

 給与が安いOLほど、郊外の駅から離れた物件に住むため、路上痴漢に遭うリスクが高まる。また、満員電車に揺られて通勤するため痴漢被害にも遭いやすい。家賃5万円程度のボロアパートのセキュリティは脆弱だ。

 まさに三輪さんはこの条件に当てはまる女性だった。

 警視庁が先日公開した映像も、狛江市でひとり暮らしをする女性だった。「都心ではなく、家賃の安いアパートが多い郊外のほうが盗撮犯に狙われるのでは」という仮説も、ある意味当たっているのかもしれない。
<取材・文/牧野俊>

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