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東大合格には10歳から準備が必要。総課金額は1000万円以上に

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

東大受験のための準備はいつから?

「自分の子供が東京大学に入ったら嬉しい!」と思う方、いらっしゃると思います。じゃあ、東大生は何歳から東大受験を始めたという例が多いか、みなさんはご存じでしょうか?  高校3年生の春から? いいえ。  高校に入学したとき? いいえ。遅すぎます。  じゃあ、中学生になったときから? まだ遅い。  正解は小学校4年生の春からです。多くの東大生は、10歳の頃からすでに東大受験への道を歩み始めているのです。もっと言うとこれにもある程度の準備が必要となるので、本当はもう少し早まるのですが、俗にいう「エリート東大生」というのは概ねこのようなルートをたどってエリートと呼ばれる存在になります。 東大受験 今回はそんな「エリート」たちが、いったいどのような少年時代を送って東京大学の門戸を叩くまで至るのかをじっくり見ていきましょう。

小学4年生春―名門進学塾SAPIXに入塾

 多くの東大生たちは小学校4年生からいったい何の準備を始めるのか。それはもちろん、中学受験です。  かつて人気を誇っていた「高校生クイズ」という番組を皆さんお覚えでしょうか。開成高校や灘高校、ラサール高校などの名門校の学生たちがクイズ日本一の座をかけて争うという番組でしたが、今あげた高校はすべて「毎年東大合格者を大量に輩出している高校」であり、「中高一貫校」です。  東京大学の受験者の多くはある特定の高校から輩出されています。そして、その“特定の高校”はほとんどが中高一貫の私立高校です。  2019年に行われた調査によれば、合格者を27名以上輩出している24校の東大合格者数を合計したところ、1383人にも上ったといいます。これは東大合格者数約3000人のうちのほぼ半数に迫る数です。  もちろん中高一貫校はこの24校だけに絞られるわけではありません。東大全体を見渡せば、帰国子女を除くと中学受験未経験者はほとんどいないでしょう。  それでは、どのような学校がその24校に名を連ねているのかというと、開成高校や灘高校、麻布高校に桜蔭高校など、中学受験経験者ならほとんどがその名前を知っているような超難関中高一貫校ばかりになります。  じゃあ、そういった学校に高校から入ればいいじゃないかと思われる方もいるでしょう。しかし、これは大変難しいのです。  なぜなら、これら高校は中高一貫コースを最大限活かした独自のカリキュラムによる英才教育がウリであり、入試記録を見てみると、高校の入学受け入れ人数は中学校の半分から1/4程度しかないからです。  つまり手っ取り早く東大に入りたいと思ったら何をすればいいのか。それは、毎年数十人から百数十人も東大合格者を出すような超名門中高一貫中学に子供を入れればいいのです。だからこそ、“教育ママ”は我が子を中学受験に追い立てるのです。
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大学受験以上に過酷な中学受験
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