子どもの朝ごはんは「3日連続でドーナツ」――今どき母親たちの“トンデモ朝ごはん”に共感の声も
家族憩いの時間。新しい1日の始まり。元気に活動するためのエネルギーとして重要な“朝ごはん”。しかし近年、その様子が変わりつつあるというのだ。
「タクちゃんのところは今日もドーナツか……」
ベテラン保育士の片岡さん(仮名・48歳)が連絡帳を見ながら嘆く。連絡帳とは、子どもの健康状態から朝ごはん、家庭や保育園での様子をやりとりする、いわば交換日記のようなものだ。
いま保育士たちの井戸端会議では、各家庭の「トンデモ朝ごはん」が話題になっている。片岡さんはもちろん、30代以上の世代が育った頃には、「ごはん+みそ汁+シャケ」や「トースト+目玉焼き+ベーコン」などが中心だったことだろう。だが、もはやそれは昔のこと……!?
3日連続で朝ごはんのメニューに「ドーナツ」と記してきたタクちゃんの母親。心配した片岡さんが理由を尋ねてみると……。
「ご存知かと思いますが、うちのタクちゃんは好き嫌いが激しくて、普通のごはんを用意してもなかなか食べてくれないんです」
タクちゃんの両親は共働き。母親も朝早くから化粧や身だしなみを整えなければならない。まさに1分1秒を争うなか、子どもがダダをこねてしまう。それでも何かを食べさせなければと考えた末、タクちゃんの好物であるドーナツを与えることにしたそうだ。とはいえ、さすがに3日連続はどうなのか(苦笑)。
そのほか最近、片岡さんの印象に残っていた朝ごはんを見ていこう。
「関東某所のお寺に祖父が行ってきたみたいで。そのお土産としてもらったという醤油味の海苔巻きせんべいです」
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1320161
たしかに、せんべいは米を原料に使っており、海苔が巻いてあれば、昔ながらの朝ごはんっぽくもあるが……。
3日連続でドーナツを…
祖父のお土産の海苔巻きせんべい
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