24時間フィットネスジムを宿代わりにする迷惑客
―[流行店別[ヤバい客]の新基準]―
その店や場所によって存在する「ローカルルール」。トレンドスポットでは、それもまた新しかったりするわけで……。はたしてハヤりの場所で“ヤバい客”扱いされる基準とは……?
◆24時間フィットネスジムを宿代わりにする迷惑客
都内を中心に激増した、早朝・深夜と時間を問わず汗を流せる「24時間フィットネスジム」。
昼夜を問わずトレーニングできるということで、熱心な筋トレマニアが集まっているという。
「そうしたお客さんは鏡の前に行列をつくってポーズを取ったり、マシンを何人かで専有してしまうことで他のお客からクレームが出ることもあります」と言うのはトレーナーのTさん。
しかし、それくらいは全然許せる範囲だという。むしろ迷惑なのは、24時間営業ならではのこんな客。
「終電過ぎた頃に増えるのはホロ酔いのサラリーマン。運動着になったと思えば、フロアの端のベンチで熟睡して、運動は一切しない。完全に宿代わりですよ」
深夜はスタッフ不在が多く、入館もカードセキュリティのみ。この気軽さも人気の秘訣だが、それゆえこうした客が集まるわけだ。
「マシンの物陰やストレッチエリアで抱き合う人、男子更衣室での下着の盗難なども増えました。本来は体を鍛えるための場所なんですが……」
★ヤバい客『体を鍛えるという目的を見失い、多目的ホールのように利用する』
― 流行店別[ヤバい客]の新基準 ― ハッシュタグ