エッセイ通信講座?

 スポーツ新聞とかの下段に載っている、

通信講座の広告

が、思いのほか新鮮で、
くまなくチェックして、
たまにこのブログで取り上げてもいるのだが、
このたびは、

エッセイ通信講座

ってやつを発見した。

「毎日の暮らしの中で
感じていることを
『ちょっといい話』
にまとめて書く」

能力がつくらしい。

「そうなると
周りの風景や人が
とてもよく観察できるようになり、
毎日が楽しくなる」

んだそうだ。

 まさに、

ここでやっていることそのまんま
(「ちょっといい話」にまとめ上げているか、は甚だ疑問であるが)

で、SPA!側も基本的には、
何を書いてもOKのスタンスを
通してくれているので、
書いててけっこう
楽しかったりもするのだが、

「半年書いて『文集』出版」

は、ちと煽りすぎではないのか。

 私は、このエッセイ
すでに2年以上続けているのだけど、
いまだかつて、
どこの出版社からも

「あなたのエッセイを文集にしませんか?」

なんて話は、
一度たりとも
いただいたことがない。

 そりゃ、

それなりの大枚をはたいて自費出版!

って手もなくはないが、
まがいなりにもプロである。

 できれば、それは
最終手段として取っておきたい。

 あるいは、この通信講座で、

エッセイの書き方
を一から学び直せば、

「ウチからだしましょう!
もちろん経費はウチ持ちで」

と、お声がかかるようになるのだろうか。

 だったら、わりと真剣に申し込んでみたいのだが、
そーいう体験ルポ
どっかでやらせてくれませんかね?

このほのぼのしたおじさんがエッセイストのイメージらしい。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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