更新日:2021年09月25日 11:45
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尻自撮り「#belfie」ブームの真相…いまNYでは美女の全裸写真がインスタで流行の兆し

ニューヨークでは“アートの感覚”で全裸を晒す女のコが多い

 では、実際に現地アメリカ在住のストリートフォトグラファーにも聞いてみたい。ファッション文化の最先端・ニューヨークを拠点に活動し、日々インスタで更新されるファッションスナップが人気のShinichi Tsutsui氏(@shinichitsutsui)。


「やはりお尻が好きなのは黒人の文化なのかと思います。住んでいるエリアなどにもよりますが、ここニューヨークのファッション感度が高い層には、お尻よりも“全裸”が流行っているように感じますね。普段、ストリートで撮影した女のコたちのインスタを見ていると、全裸のセルフィーが平然とあがってきますよ。あとは、わき毛の投稿も増えていますね」  お尻だけに留まらず、全裸やわき毛が流行の兆しとはどういうことなのか……!? 「彼女たちからは『ありのままの姿をなんで恥ずかしがる必要があるの?』という強い意思を感じます。みんな刺激が欲しいのか、最近はどんどん過激になっています。ただ、セックスアピールだけではなく、“アートという感覚”が強いですね。インスタを通して、それを表現している。ニューヨークでは、LGBTもまったく珍しくありません。もはやだれがどの性別なのかわからないぐらいですが、そんなことさえ、いちいちだれも気にしていませんよ」  トレンドに敏感な層にとって、いまや欠かせないSNSのインスタグラム。今後、日本ではどうなるのかまったく読めないが、まだ目が離せないことは確かだ。 <取材・文/藤井敦年>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスで様々な雑誌・書籍・ムック本・Webメディアの現場を踏み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者として活動中。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。趣味はカメラ。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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