下流老人が人生を振り返る「息子の奨学金に充てる貯金はしておくべきだった」
だが不景気でも長男のように大学を出れば後は何とかなると、大学入学時には奨学金を借りた。しかし次男は就職氷河期のあおりを受け現在も、派遣やアルバイトを転々としている。無職になる時期もあり自力で奨学金を返すことは困難で、連帯保証人になっていたため、家を手放し返済に充てた。
「時の運がなかった。でも奨学金に充てるくらいの貯金はしておくべきだったのかもしれない。息子がかわいそうだから、介護にだけはならないようにしたいね」
― [下流老人]になる人の意外な特徴 ― 1
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