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“富裕層の足”ディスカバリー vs “平民の足”フリード。7人乗りファミリーカー対決

見た目はデカいけど意外に狭いのがSUV。見た目は小さいけど意外に広いのがミニバン。街で見かけるのは、軽自動車を除けば、このどっちかって言ってもいいぐらい、いずれも今の日本で売れているクルマであります。見た目も価格も異なりますが、7人乗り可能なSUVの登場で、ついにSUVとミニバンを比べる時代になりました!

ディスカバリー、フリードMJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

富裕層向けSUVとファミリー層向け国産ミニバンによる7人乗りクルマ対決!


 ’80年代前半、清里ブームというのがありました。八ヶ岳山麓の清里にメルヘンチックなペンションがいっぱいできて、そこにアンノン族が大挙押し寄せたのです。

 私は当時、そのおぞましい建築群(キノコ型等)を見て、「一刻も早く滅びろ!」と呪いをかけました。

 呪いが効いたのか、ブームの終了とともに清里駅前のメルヘン建築群は壊滅。思えば’80年代は、まだ若者が消費の王様でした。リゾートも若い女性やカップルが主役だったのです。でも今、リゾートに行くのは主に高齢者やファミリー層。清里の壊滅も当然のことでした。

 そんな清里で、ランドローバー新型ディスカバリーの試乗会が行われました。清里が壊滅したといっても、廃墟は駅前に集中しており、周辺はステキな高原リゾート。富裕層の別荘も少なくありません。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1361554

新型ディスカバリー 新型ディスカバリー ディスカバリーのウリは、本格的な7人乗りSUVという点です。3列目シートにも大人が座れる広さがある。富裕層がファミリーで高原のリゾートに向かうのにピッタリなのです!

 一方、平民ファミリー層の足は、なんといっても国産ミニバン。極限の効率を追求したそのパッケージングは、限られたサイズで最大の居住性を実現しています。今回はその代表であるホンダ・フリードとディスカバリーを、あえて比較してみることにしました。

 判定人は、お近くの高原にお住いの作家兼マンガ家・松井雪子さんです。かつてSPA!で連載を持っていた松井さんは実はカーマニアで、クルマにはお詳しいのです。

おじゃましまっそ

松井雪子さんの連載「おじゃましまっそ」。記念すべき第1回は4WDに乗るという企画でしたが、ご本人は「もう忘れちゃったー、ウフフ~」とのこと

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フリードとディスカバリーを比較してみた

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