仕事

警察に逮捕され営業停止処分に。欲望のためについた嘘が招いた悲劇――歌舞伎町10億円女社長の教え

嘘をついたことで追い込まれることに

 私は未成年を雇った罪以外に「事実と違うことを話すように強要した」として脅迫罪・恐喝罪・強要罪まで問われることになり、ここまで隠蔽するのは他にもっと重大な罪を隠しているからだと勘ぐられ、管理売春まで疑われることになり、また拘留されるハメになったのです。  店は3か月の営業停止処分を受けることになりました。営業をすることができなくなり、従業員の給料補填なども含めると、多額のお金がかかりました。  けれども、素直に認めた場合はそれだけで済んでいたのに、嘘の供述による、逮捕、拘留、弁護士費用まで含めると、もっともっと多額なお金がかかることになってしまったのです。  結果としてそれらの訴えは不起訴処分となりました。しかし、今いえることは、欲望のために嘘をついてはいけないということ。嘘をつけばつくほど、損をします。  もう私は自分の欲望のために嘘をつくことはやめました。  そしてこれも教訓ですが、人生もうだめだ! と思っても、意外となんとかなるもんです。 <文/内野彩華> 【内野彩華】 新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ
新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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