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20代OLが「社内飲みカラオケでおっさん上司にドン引する瞬間」――沖縄ソング、「la la la…」を歌いきる、『恋チュン』ダンス強要…

ではどんな曲ならよいのか

 ここまで若手からの多くの不満が声が聞かれた社内飲みのカラオケ。すでにいったい何のために開かれているのか疑問に持つ者も少なくないだろう。そこで社内飲みで上司や先輩が歌ってたら嬉しい曲や歌手を聞いてみると…。 「星野源の『SUN』はまだいいかな。どうせ今年はドラマ「逃げ恥」の影響で『恋』を入れるヤツが出るんだろうけど、問題は誰がその曲を入れるのか。そして入れたからにはちゃんと恋ダンスを踊れるのか。PPAPと共にチキンレースが始まってます」(28歳・広告) 「『ゲスの極み乙女。』も、そろそろキツいかも。若者同士では盛り上がれるのでオジサンが入れてもいいけど、たぶん他のおじさんやおばさん、上司が盛り上がれないと思うので」(25歳・IT) 「定番の曲でも、振り付けが完璧だったり、宴会芸が洗練されてるならアリ。前に合コンした大手キー局の人たちとのカラオケはTMとかTOKIOとか全部知ってる曲だったけど新鮮に楽しめたので。まあ、そういうストイックさを社内飲みで期待できるわけがないんですが」(26歳・商社) 「社内飲みのカラオケって、いつも同じ曲を、いつものメンバーで、まるで盛り上がっているかのように、楽しんでいるかのように歌って踊る伝統芸だと思う。決してみんなが歌ったことのない曲を歌ってみるような冒険する場所ではない。それは理解できなくもないけど、その意味で会社のカラオケっていうのはリスクを背負わず、いつまでも同じ日常が続くと思い込んで事を進める日本社会の縮図だと思う」(26歳・コンサル)  今年の忘年会の二次会でカラオケをする30代以上のビジネスパーソンは、本記事を参考に作戦を練ってみてはいかがだろうか。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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