更新日:2018年02月22日 22:06
エンタメ

「ベルサイユ宮殿を散歩してたら『ベルばら』を歌いたくなった」アニソン界のプリンス・影山ヒロノブ

 TVアニメ『ドラゴンボールZ』主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」や『聖闘士星矢』主題歌「聖闘士神話~ソルジャードリーム~」など、誰もが耳にしたことのある数々の超有名アニメ・特撮ソングを歌うアニソン界を代表するシンガー、影山ヒロノブ。  デビュー40周年を迎え、2枚組ベストアルバムのリリースと同じ2月14日に、『ベルサイユのばら』『ルパン三世 カリオストロの城』『シティーハンター』など、アニソン史に燦然と輝く新旧楽曲をアコースティックアレンジでカバーしたアルバム『誰がカバーやねんアニソンショー』がリリースされることになった。
アニソンショー40th版

『誰がカバーやねんアニソンショー』影山ヒロノブがデビュー40周年記念で、毎月1曲ずつ配信リリースしてきた、アコースティックアレンジのアニソンカバー曲集。『ベルばら』『ルパン三世 カリオストロの城』『シティーハンター』他、アニソン史に燦然と輝く全13曲を収録。彼のキャリアを支えた往年のファンのみならず、世界中のアニソンファンの心に響き渡る1枚。【40th Anniversary Edition】【Normal Edition】の2種類でリリース。ランティスより2月14日に発売。

 彼のキャリアを支えた往年のファンのみならず、世界中のアニソンファンの心に響き渡る全13曲が、どのようにして生まれたのか、影山氏が語った。

『誰がカバーやねんアニソンショー』はこうやって生まれた

――まず、このカバー集の選曲についてお伺いしたいんですが、なんか影山さんが今まで歌われてきた楽曲とは傾向が違うように思ったんですけど――。 影山:そうですね。これはもともと俺のデビュー40周年記念で、2017年にLINE LIVEっていう生放送を1月から12月まで毎月1回やってたんですよ。その中で毎回、みんなで決めたアニソンカバーを生で披露して、それをちゃんとレコーディングして毎月1曲ずつ配信もするっていう企画だったんです。その番組で披露したアニソンが、これらの曲なんです。 ――この選曲っていうのは誰がされたんですか? 影山:これの選曲は言ってみれば選曲委員会みたいなところで、僕も入ってるんですけど、要するにランティスのスタッフと僕とでやってたんです。ファンの人たちからのリクエストも入れた中から、毎月、「今月どれにしようか……」っていう感じで。そのあと配信もするんで、カバー申請の手続きをしないと駄目なので、しっかり申請をして、それで許諾をもらった曲の中から選んだんです。 ――なるほど。 影山:だから僕の世代の曲もあれば、僕より若い世代の曲もある。「God knows...」みたいに最近のアニソンも入ったラインナップになったんです。
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「ベルサイユ宮殿を散歩してたら『ベルばら』を歌いたくなった」
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(やまの・しゃりん)漫画家・ジャパメタ評論家。1971年生まれ。『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)シリーズが累計100万部突破。ヘビメタマニアとしても有名。最新刊は『ジャパメタの逆襲』(扶桑社新書)

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影山ヒロノブBEST カゲちゃんパック~君と僕の大行進~

影山ヒロノブ40周年記念に相応しいCD2枚組ベストアルバム。アニメ『ドラゴンボールZ』『聖闘士星矢』『宇宙船サジタリウス』『鬼神童子ZENKI』、特撮『電撃戦隊チェンジマン』『鳥人戦隊ジェットマン』などをはじめ、名曲38曲を一挙収録。日本コロムビアより2月14日に発売。

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