そして3位には「説明したことを何度も聞いてくる」がランクイン。「一度説明して、メモをとらずに理解できるのならいいが、メモをとらないくせに何度も同じ質問を繰り返す部下には腹が立った。せめて理解しようと努力してほしい」（40代・男性）といった声がある一方で、「パソコンの基本すらわからない上司が多すぎる」（20代・男性）といった声も。誰しも仕事をしていると「わからない」ことが出てくるが、他人に質問をするときは「わざわざ時間を割いてもらっている」という意識を心がけておきたい。 　また、4位の「書類をめくるときは必ずつばをつける」は昭和的な迷惑行為だが、続く5位には「パソコンのタイピングが異常にうるさい」といういまどきの迷惑行為がランクインしているのもおもしろい。仕事がスムーズに進んでいると、ついつい気分がよくなって、自分でもわかるくらいタイピング音がうるさくなっていたという経験は、一度や二度はあるのではないだろうか。 　職場での迷惑行為の厄介なところは、それを指摘しづらいということだ。部下から上司に対して「ちゃんとマスクしてくださいよ～」「ちょっと香水キツすぎじゃないですか？」なんて言ってしまったものならば、円滑な人間関係を壊しかねない。まずはこのランキングを見て、自分の振る舞いを見直してみることから始めてみてはどうだろうか。　＜取材・文／日刊SPA！取材班＞ 【調査概要】 ■職場で迷惑だと煙たがられる行動ワースト10 調査方法：アイブリッジ（株）提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。 調査期間：2016年10月8日～10日 有効回答者数：20～50代の男女500人