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夏の水難事故防止に有効!? 服を着たまま泳げる「日本古式泳法」がサバイバルに最適だった

疲労感なく長時間浮いていられる万能泳法「立ち泳ぎ」

<立ち泳ぎ> ・踏み足 ①基本姿勢  両足を60度くらいに開く。両足を開いて水平に近づけただけでも、太ももの浮力で体が浮かびやすくなる。 ②動作1  足首を直角に曲げ、足の裏全体で水を踏みつける。力を入れすぎるとバランスが崩れたり、足がつるので注意。そして、踏みつける動作を交互に続ける。リズミカルに水を捉える感覚で行う。 ・巻き足 ①基本姿勢  股を大きく開き、太ももを水平に引き上げる。 ②動作   太ももを水平に、足首は直角に曲げた状態を保ち、三角形で示した部分の面で水を掻くように意識する。膝から先を腰の高さまで引き上げ、足首の内側を下へ向けて打ち下ろし、推力を発生させる。ここでもリズミカルに。  その他、音藤氏のYouTubeチャンネル「新世紀 日本古式泳法マニュアル 動画版」(http://www.youtube.com/channel/UCRyQUzr0cYOGj9MJXHhuNBg)では、様々な技法とその練習方法の動画がアップされている。  夏は盛りを過ぎたとはいえ、まだまだ水泳シーズン。この夏、日本古式泳法にチャレンジしてみてはいかがだろうか? 【音藤雅実】 マスタースクーバダイバーにして、陸上自衛隊予備自衛官だが、その実体は、フツーの会社員にして、ヲタクな同人誌作家。水難救助技術の習得を通じて、日本古式泳法の研究と実践に至る。「新世紀 日本古式泳法マニュアル 動画版」を制作。冊子による、より詳細なメカニズムと練習方法の解説についてはhinomaru52910@yahoo.co.jpまで。 <取材・文/安英玉(本誌)>
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