藤田ニコルが明かす知られざる家庭環境「お母さんに『死ね』とか当たっちゃったりして悪かったと思う」
昨年、おバカキャラとして瞬く間に大ブレイクした藤田ニコル。いまやテレビで見ない日はないほど人気の彼女だが、そのルーツは、決して裕福とは言えない家庭環境にあった――。モデルとしてデビューし、ティーンのカリスマになるまで、知られざる“シンデレラストーリー”に迫った。
――8月3日「Bye Bye」で新たにCDデビューも果たしましたね。音楽活動は以前からやりたかったんですか?
藤田:ううん、普段はカラオケも親友の前じゃないと歌えないし、ノリで盛り上げる系だから、CDを出すなんて思ってなかったんです。でも、若いうちにできることはやっておきたいなって。これが売れないと次がないから、必死でがんばるよ(笑)。
――作詞に参加した「Bye Bye」は、実体験も込めた失恋の曲だとか。
藤田:そう、恋愛で病みがちな自分の気持ちを歌ってます。「うさぎすぎる私」って歌詞があるんですけど、“うさぎ系女子”ってわかります? 寂しがり屋で放っとかれると死んじゃうって意味。私、好きな人には甘えて尽くしすぎちゃうから、相手のペースに持ってかれるんですよね。
――以前も、彼氏や片想いの相手を公開していたり、かなり恋愛についてオープンですよね。
藤田:隠すのが苦手なんですよ。こそこそデートするのってめんどくさいでしょ。それに、自分が読者だったらモデルのそういう私生活も知りたいだろうなと思って。だから前の彼氏は勝手に公表しちゃった(笑)。
――そんなストレートな“にこるん”は3歳までニュージーランドで育ったんですよね。その頃の記憶はありますか?
藤田:お母さんがバツ2なんだけど、最初のお父さんがすっごいお金持ちで。あんまり覚えてないけど、『ポニョ』みたいな海の見える崖の上の一軒家に住んでたみたい。昔の写真を見せてもらったら、車が何台もあったり、お部屋の中にブランコとかお姫様ベッドとかもあって。
――それからお母さんが離婚して、日本に帰ってきてからは一転して苦しい暮らしだったそうですね。
藤田:それでも、2番目のお父さんができたときは一時期マンションに住めたんだけど、弟が生まれたあとお父さんが浮気して消えちゃって、そっから生活がヤバくなったんです。埼玉の安いアパートで3人暮らし。お母さんは昼の仕事だけじゃなくて夜もスナックで働いてて、全然家にいなかった。
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