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年商10億円・歌舞伎町の女社長が見た、成功する男の「飲み方」はココが違う!――歌舞伎町流「欲望のすヽめ」

 中川さんの「飲む」という欲望は、並大抵のものではありません。

「経営会議で会社のある保険を解約すると1500万円経費削減できることがわかったんだよ。1500万円あったらもっと飲めるでしょ!」

 頭の中は、そういうふうになんでもかんでも余ったお金は全部飲み代にまわそうという思考回路です。

 また、中川さんは毎日の「ちいさな欲望」をとても大切にします。

その日食べたいものを食べる


 例えば、中川さんが今日、エビチリとチャーハンが食べたかったとします。それなのに接待で和食の店に行かなくてはいけなかった。すると、中川さんは和食にはほぼ口をつけずにウチの店に来たら、黒服に出前を頼んでまで、それを食べようとするのです。

 さらに、接待のときに、女の子の誰を連れて行くかにもすごくこだわります。

 いつだったか、私が鳥鍋料理の店を予約したとき、店がいっぱいで、個室は4人席しか取れなかったことがありました。当日は中川さんが接待する相手と、その方が気に入っている女の子と、中川さんと私で、4人席なら充分でした。

 しかし、そのことを中川さんに報告すると、「あの子も呼びたい!この子も呼びたい!」と始まって、結局、計8人になりました。私が「女の子を絞ってくれ!」と頼んでも「あの子たちを呼ばないなら、俺はいかない!」と言い出す始末。

 中川さんが接待するための会なのに本人がいなくては本末転倒です。結局、鳥鍋屋さんはやめて、8人が入れる店に変えることになりました。

 仕事においても、中川さんは毎日の現場を、とことん重視しています。毎日、いろいろなところにある現場に全部出向いて行って、実際に現場を見て、毎度の中川さんの食事のごとく、「もっとこうした方がいい!」「こっちの方が合理的だ!」と業務改善に励んでいます。

 中川さんにとっては、毎日の食事も、毎日の運動も、毎日の仕事も、毎日の人間関係も、全部、同じようにこだわりがあって、本人の思い通りにできるように、毎日、シミュレーションを繰り返しているのです。

 だからこそ、一人やプライベートで飲むことはなく、「直接仕事にならなかったとしても仕事関係の人としか飲まない」と決めているんだそうです。

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銀座より歌舞伎町のほうが客単価は高い

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