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年商10億円・歌舞伎町の女社長が見た、成功する男の「飲み方」はココが違う!――歌舞伎町流「欲望のすヽめ」



 今や中川さんの製造業の会社は年商150億円規模になってしまったので、コンプライアンスにひっかかるようになり、昔ほどは豪快に飲めなくなってしまいました。

 それでも中川さんは、銀座のような上品な街より、ガサツな歌舞伎町が大好きだと言ってくれます。

 私は1週間のうち、新宿と銀座を行ったり来たりしています。そうしてみると、改めて歌舞伎町の魅力がわかるようになりました。

 まず、歌舞伎町は銀座と比べ、とにかく流れている時間が早いのが特徴です。銀座のお客様が長きにわたって飲みに来られる方が多いのに比べると、歌舞伎町はやんちゃな方が多く、期間短く泡のように消え去るお客様が多くいらっしゃるのです。

 職業不明のギラギラした方も多く、全体的に、銀座のお客様が高級ウイスキーやブランデーをチマチマ飲まれるのに比べて、新宿のお客様は、焼酎、テキーラ、シャンパンをガンガン飲む方が多いです。

 意外に感じるかもしれませんが、総じて、銀座より歌舞伎町のほうが、お客様が一度に使う金額(客単価)は高いです。銀座には大企業の役員の方や、本当にお金持ちになってしまった方々が多いのに対し、歌舞伎町には、ギリギリで生きている人たち、つまり「いつドボンしてもおかしくなかったのに、修羅場をくぐりまくって、なんとか生き延びてきた人たち」がたくさんいます。

 出会ってから10年たった今でも、中川さんと接していると、「人間は、こんなにもワガママに生きていいものなのか?」と毎回、驚くことが多いです。

 繰り返しになりますが、私がお伝えしたいのは、「ちいさな欲望を大切にする」ことの重要性です。たった一回の食事であっても手を抜かず、誰と一緒に、どこで、何を食べるのかについて真剣に考えること。

 そんな習慣を積み重ねた先に、大きな野心を叶えることができるのです。私はそう信じています。

 あなたが今、いちばんやりたいことはなんですか?

内野彩華氏

<文/内野彩華 撮影/今井秀実>

【内野彩華】
新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ

新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ
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